墓地は数十年以上にわたって、ご先祖様が眠るお墓を管理する場所です。
だからこそ墓地選びは自分たちの希望に沿っているだけでなく、本当に管理が行き届いているところを選びたいものです。
今回は、管理が行き届いている墓地かどうか、見極める3つのポイントをご紹介いたします。
管理者が常駐しているか
墓地には管理者が存在しますが、敷地内に常駐しているところと普段はほかで作業をしている墓地があります。
実際に墓地へお墓参りに行った際に、たとえば備品の不足や相談したい事柄があったとします。
そんなときに、常に墓地に専任の管理者がいたらすぐに対応してもらうことができます。
大切なお墓の景観を守るためにも必ず管理事務所が墓地内にあり、管理者が常駐している霊園や墓地を選びましょう。
墓地内にゴミが放置されていないか
基本的に墓地の周辺の掃除は管理者が請け負っています。
特に墓地内にゴミが放置されているところは、管理者の目が行き届かず管理がおざなりになっていることがわかります。
反対に毎日すみずみまで掃除をしていなくとも、目立ったゴミが落ちていればすぐに取り除いてくれる墓地なら安心してお墓を任せられますよね。
ゴミが目立つ墓地は、たとえ新しい霊園でもそれだけで景観が悪くなってしまいます。
いつでも気持ちよくお墓参りができるよう、まず墓地部分の清掃が行き届いている霊園や墓地を見つけましょう。
共有エリアの清掃が行き届いているか
特に墓地以外にも、共有エリアの清掃もていねいにできているかどうかをチェックしましょう。
管理事務所だけでなく、たとえば駐車場やトイレなどの共同施設の掃除状況はいかがでしょうか?
お墓自体の清掃だけでなく、お墓にお参りにいらした方々が気持ちよく過ごせる環境になっているところを選びましょう。
ほかにも柄杓や手桶などお墓参り道具がバラバラになっておらず、きちんと整理整頓されているか備品の状況も確認することをおすすめします。
そして植え込みや芝の手入れなども判断基準の一つです。
このような植物は定期的にお手入れしないと、どんどん荒れ放題になり墓地全体の景観に影響する上、墓にも葉などのゴミが付着して汚れてしまいます。
敷地内にゴミや落ち葉がないか、そして植え込みなどの植物の手入れが十分かもチェックしましょう。
<まとめ>
お墓を建てる際に墓地選びはとても重要な要素です。
お墓は建てたら終わりではなく、そこにご先祖様のお骨を埋葬する大切な場所です。
毎日足を運ぶのがむずかしいからこそ、普段から管理が行き届いた墓地に自分たちのお墓を任せたいですよね。
まずはすぐに対応してもらえるよう管理者が常駐している墓地なのか、そして掃除が行き届ているかどうかを必ず確認し、安心して任せられると感じた墓地に申し込みをしましょう。