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自宅葬ってどんなスタイルの葬儀?そのメリットとデメリットについて

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葬儀は葬儀会館などで行うイメージが強いですが、実は自宅から送り出す自宅葬を行う家庭もあります。
今となっては葬儀会館を利用することが多くなりましたが、以前は自宅でお通夜から葬儀までを行うことが一般的でした。
そこで今回は、葬儀の形の一つとして知っておきたい、自宅葬の基本的な流れや費用の目安についてご紹介します。

自宅葬にするメリットとデメリット

自宅葬は一軒家が基本だった昔では、ごく一般的な葬儀の形でした。
しかし、最近ではアパートやマンションなどの狭い住宅に暮らす家庭も増えてきたことから、葬儀会館を利用しての葬儀が増えてきたのです。

メリット

何といっても故人が住み慣れた自宅へ帰してあげられること。
病院で亡くなられた方の中には、そのまま葬儀会館に運ばれてお通夜や葬儀などの一連の儀式が行われます。
しかし、自宅葬なら家に遺体を連れてくることができる上、お通夜も時間を気にせず家族や親族でゆっくりと過ごすことも可能です。

デメリット

遺族のプライベートが覗かれてしまうことや、自宅葬のために家具の移動などの手間がかかること。
他にも親族を自宅へ迎え入れるための準備も必要になるので、遺族の人数が少ないと何かと負担が大きい葬儀になります。

自宅葬の基本的な流れ

以前は自宅葬の場合、葬儀などの全ての作業を遺族が行っていました。
しかし、肉体的にも精神的にも負担が大きいことから、現在は葬儀社に依頼して自宅葬の手筈を整えてもらうのが一般的になりました。
地域や葬儀社によって自宅葬の流れは異なりますが、一般的な流れをご紹介します。

1.ご遺体の自宅安置(葬儀社によっては安置施設も利用も可能)
2.納棺
3.お通夜
4.自宅での告別式
5.火葬(火葬場へ専用バスで移動します)

初日に火葬場の予約や役所手続き、二日目に納棺やお通夜を行い、三日目に告別式と火葬、初七日法要を行う流れが一般的です。
ただし、火葬場の空き状況や友引を挟むと日数が伸びることもあるので、長期間自宅でご遺体を安置するのが難しい場合は、安置施設を利用される方が多いです。

ちなみに費用は葬儀社によって異なりますが、平均は30~40万円程度。
また、自宅葬の中でも友人や親戚を招かず、家族だけで行う家族葬を希望される方も多くいらっしゃいます。
その場合は、もう少し低予算で葬儀を行うことが可能ですので、葬儀社に相談されることをおすすめいたします。

<まとめ>

かつては一般的だった自宅葬ですが、近年家族葬を希望される方が増えてきたことから、再び注目を集めています。
自宅葬は故人が暮らしていた自宅に連れて帰れるだけでなく、遺族自身も落ち着いた環境でゆっくりと故人との時間を過ごすことができます。
最近では家族葬などの小規模な葬儀であれば、マンションなどの集合住宅でも自宅葬を行える葬儀社も増えてきました。
そのため、興味のある方は葬儀の方法の一つとして自宅葬を検討してみてはいかがでしょうか。

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