お墓を買うときには、疑問や気になることがたくさんあります。墓地をどこにしようか、どんな石の種類がいいのか、どんなデザインがいいのか…など挙げればキリがありません。
今回は、お墓について相談すべき相手についてくわしくご紹介します。
家族、親戚
核家族化や少子化問題など進んでいる昨今ですが、まずはお墓について家族や親戚とよく話し合いましょう。最近では、お墓に対する考え方も多様化し海洋散骨や樹木葬などの自然葬などの供養方法にも少なからず関心が高まっています。
お墓を建てる自分たちだけではなく、遺される家族や親戚ともよく話し合い、全員が納得する供養の方法を見つけましょう。
霊園や墓地の管理者
お墓は、墓地として認められた土地にのみ建てることができます。そのため、墓地を準備しておく必要がありますが、それぞれに規則や規約が設けられている場合があります。霊園だと、墓石の高さに制限がある場所も少なくありません。
そのため、墓地を取得する前に墓地の管理者に規則など詳しく聞いて把握しておきましょう。墓地を取得した後に、希望するお墓が建てられないからといって墓地を返還しても、使用料が返金されるケースはほぼありません。
石材店
お墓を建てる際は、様々な石材店の中から選んでお墓を建てることになりますが、墓石の専門家のいる石材店へと相談すると、様々な問題を解決することができます。
その中でも、たくさんの知識を持っている方であれば信頼して相談することが出来ると思いますので、ひとつの目安として「お墓相談員」の資格を保有している専門家に相談をしましょう。
お墓相談員とは、全国優良石材店の会(全優石)に認定されている石材店の中で、お墓に関する疑問や不安を解消し安心してお墓づくりをできるようサポートする専門家です。
石材については、もちろんのこと宗教・宗旨のこと、お墓に関する法令についても勉強会などで知識を持っていますので、広い分野の相談が可能です。
<まとめ>
お墓は一生に一度あるかないかの大きな買い物です。まして高額なお墓を購入する際には、後悔したくないものです。そのためお墓について相談する場合、まず家族や親族に相談し、次に霊園などの墓地の管理者、石材店の専門家に相談をし、自分の家族や親戚が希望するお墓を建て後悔のないようにしましょう。