お墓を建てた後は多くの方がその石材店へ依頼をして、追加彫刻や修理などを行います。
しかし、お墓を建てた石材店が何らかの事情で閉店してしまう可能性もゼロでありません。
万が一石材店がなくなってしまったとき、その後の納骨や彫刻はどうやって行えばいいのでしょうか?
今回は石材店が閉店した後の対処法から、注意点、全優石加盟店についてご説明します。
石材店が閉店したらどうするべき?
お墓を建ててもらった石材店が万が一閉店してしまったら、以後どこに納骨や彫刻を依頼すればいいのでしょうか?
残念ながらお墓を建てない供養方法を選択される方も増えてきたため、石材店が廃業するケースは少なくありません。
もし石材店が無くなってしまった場合は、他の石材店に依頼をして彫刻や納骨を行いましょう。
ほとんどの石材店では、他店で建てたお墓への彫刻や納骨に対応しています。
まずは他の石材店に電話や直接足を運んで、閉店してしまったことと合わせて依頼内容を相談してみてください。
他の石材店に依頼する際の注意点
追加彫刻を依頼する際に、注意したいのがお墓や墓誌へ彫刻する文字の書体です。
同じ石材店であれば元々の書体に合わせて彫刻ができるため、仕上がりが自然になります。
しかし、他の石材店では墓誌やお墓に使われている書体を扱っていない可能性があるのです。
もし違う書体で彫刻をすれば、統一感がなくなり追加した部分だけが浮いた印象に。
まずはもともとの書体を確認してもらい、できるだけ近い形で彫刻してもらうように依頼しましょう。
全優石認定店は「ダブル保証」で閉店後もアフターケアしてもらえる
もしお墓を建てた石材店が、全優石加盟店の場合はダブル保証制度システムを利用しましょう。
全優石の認定店でお墓を建てると、石材店の保証書のほかに全優石が発行する保証書も受け取ることが可能です。
このシステムでは基本的に石材店が責任を持ってお墓に対応をしますが、万が一倒産や廃業をした場合は全優石がお墓を守ってくれるのです。
個人商店の石材店が倒産した後は、残念ながらお墓の保証が打ち切られてしまうことが多いです。
しかし、全優石加盟店の石材店なら他の加盟店が代わりに、お墓の修理やメンテナンスを引き継いでくれるのです。
お墓は何十年、何百年にわたって受け継がれていくものです。
万が一石材店が閉店してしまったあとも、お墓のひび割れや欠けのトラブルや、新しく納骨をする機会が訪れます。
そんなときにすぐさま他の加盟店に対応してもらえるので、心から安心できるお墓づくりができますよ。
<まとめ>
年間の建墓数はしばらく横ばいの状態が続いている上、納骨堂や永代供養塔を利用される方も増加しています。
そのため、石材店の中には経営がうまくいかずに倒産してしまう可能性もあるのです。
もし自分がお墓を建てた石材店がなくなったとき、納骨や彫刻をスムーズに他社に依頼するには全優石認定店でお墓を建てるのがおすすめ。
万が一元の石材店が倒産しても、ほかの加盟店が責任を持ってお墓のメンテナンスなどを行ってくれますよ。
お墓は長年ずっと管理していくものだからこそ、保証がしっかりしている石材店を選ぶことも大切です。