お墓のイメージと言えば、暗くこわい雰囲気があると感じている方も多いですよね。
しかし最近では、従来のものとは違ういろいろなデザインを組み込んだお墓も数多く建てられるようになりました。
特にお墓が明るい印象になると人気なのがステンドグラスを使ったお墓です。
今回はそんな人気のステンドグラスのお墓とはどんなものなのか、そして気になる耐久性もご紹介します。
ステンドグラスのお墓について
ステンドグラスと言えば、教会に使われているイメージが強いですよね。
しかし、現在はお墓にもステンドグラスを組み込んだデザインが人気を集めています。
太陽の光が差し込んでキラキラと輝くステンドグラスは、華やかでとても美しい芸術作品です。
石にはない透過の特性によって、太陽の光を浴びて輝くお墓の姿はとても明るい印象になりますよ。
御影石のちょっとしたアクセントとして、花立ての部分にステンドグラスを設置する方法もあれば、大胆に竿石の部分に大きなステンドグラスを設置するデザインも人気です。
どうしても石でできたお墓は地味な印象になりがちですが、ステンドグラスを配置すればアート性が高いデザインに仕上がりますよ。
自分の作品をステンドグラスに使用する方も
実はお墓に使うステンドグラスは、自分が描いたイラストを使用することも可能です。
石にはない透明感とカラフルなステンドグラスを使うことで、自分の作品が何十年、何百年にも渡って受け継がれてきます。
ほかにもガラスの透過の特性を活かして、絵柄が浮かび上がって見えるような独特のデザインにすることも可能ですよ。
故人が生前好きだったものやイメージする花や風景などを自由にデザインできるので、自分の想いを込めた作品をデザインしてみてはいかがでしょうか。
ステンドグラスのお墓は耐久性に問題ない?
ステンドグラスはガラスでできているため、石と違って耐久性が気になる方もいらっしゃるかと思います。
実際お墓に使われるステンドグラスは耐久性が非常に高く、なんと石よりも強度が大きいのです。
私たちがイメージするガラスは窓ガラスのように薄いものが多いですが、お墓に使われるステンドグラスは厚みがあり非常に硬いので耐久性にも優れています。
なんとフランスの大聖堂にある有名なステンドグラスは700年以上だった現在でも、無傷の状態で残っているほどなのです。
石と違って何百年経っても変質しないので、いつまでもあざやかなステンドグラスをお墓に残すことができますよ。
<まとめ>
ステンドグラスのお墓は、日の光に当たったときに生まれる自然な光沢が美しい素材です。
自分がデザインしたステンドグラスを設置すれば、ほかのお墓にはない個性と華やかさが生まれますよ。
これからお墓を建てたいと考えている方は、ぜひデザインの候補の一つにステンドグラスを考えてみてはいかがでしょうか。