こんにちは。営業部の秋山です。
当社も加盟している「全優石」にて第24回お墓デザインコンテスト受賞のお墓、20点が発表されました。その20点のうち当社からは2点のお墓が入賞いたしました!
今回は、その2点のうちお墓参りがしやすくなったお墓を紹介いたします。
【ポイント1】デザイン
こちらのお客様は既に代々のお墓を建てていらっしゃいましたが、東日本大震災でお墓が倒れ、キズが付いてしまったことを気にされてご相談にいらっしゃいました。
展示場にて、曲線が優しい印象の「悠美(ゆうび)」というデザインをお気に召していただきました。元々は和型(立型)のお墓でしたが、「悠美」は他の洋型(横型)の竿石より幅広なため、和型のお墓を見慣れたお客様でも抵抗なく受け入れて下さりました。
展示品のお地蔵さんは無縁塔にし、外柵(囲い)の高さも墓地の周囲に合わせて高く設定しました。
【ポイント2】石の色
東北ではお墓に使用する石の色は黒御影石がほとんどです。
吸水率の低い黒御影石は経年変化もほぼなく、雨風にさらされるお墓には持ってこいの石です。しかし車と同じように黒は汚れが目立ちやすい色です。
そこで、吸水率は黒御影石と同様に低いものの、汚れが目立ちにくい石の色をご選択いただきました。
【ポイント3】彫刻
竿石にはお客様の思い入れが強い「おかげさま」という文字を彫刻しました。
書体もお客様のご自宅に飾られている書を使用しているため、機械の文字では出せない風合いが漂っています。お墓参りの際には、心の中でご先祖様に「おかげさま」とつぶやいているそうです。
<まとめ>
この他にも、デザインコンテスト受賞のお墓をたくさん見ることができます。
様々なデザインのお墓が増えてきています。彫刻や石の色など何か1つでも意味や理由がわかれば、また違って見えてくるのではないでしょうか。
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