こんにちは。総務課の佐藤です。
「令和」時代の幕開けとなりましたね。今月は端午の節句や母の日があり、家族揃って楽しいひと時をお過ごし下さいね。
今回は、平成31年2月に「宮城県指定有形文化財(建造物)」に指定されました奥州鎮護「箟峯寺」を少しご紹介したいと思います。
今年「宮城県指定有形文化財(建造物)」に指定されました
大同2(807)年に坂上田村麻呂建立と伝えられる「十一面観音」を本尊とする観音堂は、県下最大規模の密教堂として雄大な姿を保ち続けています。
このことが評価され、宮城県教育委員会によって指定されました。田村麻呂将軍の念持仏で、本尊の十一面観音は、秘仏として33年に一度御開帳されます。次は令和23年(2041年)に御開帳されます。
宝亀元(770)年に光仁天皇の勅願で加賀の白山神社を勧請し、宝亀6(775)年に大伴駿河麻呂が白山堂を建立したことが始まりとされています。
古来より殺生禁断、女人禁制の聖地で,大門から一歩踏み入れば、仙台藩といえどもいかなる罪人も捕えることが出来なかった唯一の村外地でした。
坂上田村麻呂が観音堂を建立し、法相宗の延鎮が霧岳山正福寺として開基来年は開山千二百五十年を迎えます。
<まとめ>
表参道の入口で、世にも珍しい「ほほえみを浮かべた仁王さまが出迎える」箟峯寺。
境内には春をつげるように、可憐な花「カタクリ」一面に広がり、秋には「ドウダンツツジ」が色づき紅葉が綺麗です。
樹齢900年を超える杉の大木が2本並ぶ姿は仲睦ましく「夫婦杉」といわれています。
新緑の季節、お出かけをしてみてはいかがでしょうか。
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