こんにちは。営業の今野です。
今回はお墓が建ってしまうと目にすることができない基礎についてご紹介します。
床掘り
基礎の高さを考え、床掘りをします。基礎はある程度の厚みが無ければ、後々ひび割れなどの問題につながります。お墓自体を支える一番重要な部分と言っても過言ではありません。お墓を検討される際は、基礎の厚みについてもしっかりと確認しましょう。
採石を敷き固める
床掘り後、採石を入れしっかりと叩いて固めます。コンクリートも重量がありますので、固めないと地面が沈み傾く恐れがあります。
鉄筋を組みコンクリート全面打ち
コンクリートを流し込む前に、鉄筋を組みます。鉄筋を入れることによって強度が増し、地震の揺れにも強くなります。また、コンクリートは全面に打たなければ意味が無く、周囲だけコンクリートを打った場合、全体の荷重が周囲のコンクリート部分に集中してコンクリート部分が沈んでしまいます。結果、お墓全体が歪んでしまいます。お墓が建った後では中身まで確認できませんので、こちらも事前に確認が必要です。
基礎をよく見てみると何ヶ所かに穴が開いていますが、これは水抜き穴になります。
<まとめ>
お墓の構造やデザインにもよりますが、完成すると基礎はほとんど見えません。見えたとしても、周囲の露出している部分だけです。お墓の真下は確認が不可能です。そんな見えない部分が、お墓を支えている一番重要な基礎です。お墓自体に免震施工などしっかりとしても、基礎から歪んでしまえば意味がありません。だからと言って、施工に立ち会うのも難しい場合が多いと思います。当社では施工の写真を撮り完成時にお渡ししておりますので、どのように施工をしているのかを確認いただけます。もちろん基礎工事や免振施工もしっかりと見ることができますのでご安心ください。
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