HOME

ならわし

お墓にお供えするお花のおはなし

Pocket

お墓参りはお彼岸やお盆に行くことが多いと思います。そのため、普段なかなかお墓参りに行く機会が少ない方も多いのではないでしょうか。お参りの際はお花を供えますが、お花選びに迷われた方もいらっしゃると思います。実は避けた方がよい花などもありますので、お花選びのコツを紹介します。

お墓参りで避けた方がよいとされる花

実は、お墓参りで絶対にダメな花はありません。一般的に避けた方がよいとされている花は「トゲのある花」・「毒のある花」・「香りが強い花」です。しかし、故人が好きな花が当てはまる場合、お花を供えない方がよいのでしょうか?答えはお供えしても問題ありません。例えば、バラが好きな場合はバラをお供えしましょう。気になる場合は、トゲを取ってしまえば良いんです。もしくは、「仏花」として売っている花束に、好きな花を加えてしまう方法もあります。

「仏花」に菊が多い理由

菊には「邪気をはらう」力があると言われています。また、「切り花にしても長持ちする」・「色や種類が豊富」・「枯れても花びらが散りにくい」といった点も昔から選ばれてきた理由です。菊は古くから日本人になじみのある花で、平安時代から薬草や観賞用や食用など、さまざまな活用がされてきました。そのため、仏花としても自然と使われるようになったようです

<まとめ>

特にこだわりが無い場合は、仏花として500円~1000円程度で販売されているものを購入しましょう。お花の本数も、以前は「奇数」が良いとされていましたが、現在ではその習慣も薄れてきているようです。お墓参りはご先祖さまへの感謝の気持ちが大切ですので、その気持ちがあれば花の種類や習慣で悩まなくても良いと思います。どうしても気になってしまう方は、事前に調べたうえでお花屋さんへ行きましょう。

ピックアップ記事

  1. “墓じまい”が急増!遺骨はどこにいく?
  2. 石材選びは慎重に

関連記事

  1. お墓

    “墓じまい”が急増!遺骨はどこにいく?

    “墓じまい”される方が増加傾向にあります。少子高齢化、都市部への人口流…

  2. お墓

    おひとりさまのお墓問題!死後のお墓はどうするべき?

    結婚せずに独身で過ごしている方や離婚を経験したおひとりさまの間では…

  3. ならわし

    お墓づくりの手順|時期の決め方

    こんにちは。営業部の秋山です。3回に渡ってお話していましたお墓づく…

  4. お墓

    お盆の迎え火と送り火とは?日にちや時間はいつ行うべき?

    お盆と言えばご先祖様のために、迎え火や送り火を焚く地域も多いで…

  5. お墓

    「墓じまい」後に遺骨はどうする?

    こんにちは。営業部の秋山です。7月も後半に差し掛かり、お盆も近くな…

  6. ならわし

    法要はお昼前がお勧めです

    こんにちは。店長の佐藤です。完成したお墓で法要のお手伝いをして来ま…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

アーカイブ

  1. 石屋の出来事

    お寺様の山門取付工事をさせて頂く事になりました。
  2. お墓

    お墓の免震施工について
  3. 街の情報

    アジサイの花が綺麗に咲いています。
  4. 彫刻事例

    お墓に彫刻する書体に決まりはあるの?
  5. イベント

    今年も「石の市」を開催します!
HOME
PAGE TOP