営業の今野です。
現在、御影石と呼ばれる石材の多くが花崗岩です。それでは花崗岩とはいったいどのようなものなのかご紹介します。
花崗岩の成分について
成分は主に、石英、斜長石、カリ長石、白雲母、黒雲母、普通角閃石などです。色の違いについては、更に有色鉱物や様々な成分によって色の違いが出るといわれています。
密度が高く丈夫なため、古くから石材として使われてきました。身近なものでは、お墓や石垣、建造物の外壁や床などです。磨くと光沢がでるため、様々な用途があります。床に使う場合は、滑り止め加工をするため見た目に光沢が無くなり一見花崗岩と分からないこともあります。
花崗岩ができるまで
マグマが固まったものを火成岩と言います。マグマが地表付近で固まったものを火山岩、地下深くで固まったものを深成岩と言い、含まれる鉱物によってそれぞれ更に細かく分かれます。花崗岩は深成岩に分類されます。
世界中にある花崗岩ですが、宇宙規模で考えた場合に太陽系では地球以外にはほとんどありません。地球にはマグマを冷やすことができる海が存在していたため、大量の花崗岩が作られたのではないかという説があります。
<まとめ>
マグマが地下深くでゆっくり固まることで、花崗岩(御影石)は固く丈夫な石材となります。成分によって様々な色となり、現在ではお墓にも様々な色の御影石が使用されています。こういったところでも地球は恵まれているようです。
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