こんにちは、営業部の内藤です。
以前よりご来店頂いたお客様より墓石に使用する御影石とは何かというご質問を頂戴する事が多いので、解り易くまとめてみました。
■御影石とは花崗岩のこと
御影石という名は、もともと兵庫県の御影地方からとれる花崗岩(かこうがん)の石材名でした。現在は花崗岩だけでなく、班レイ岩や安山岩、閃緑岩などの無色や有色鉱物のことを御影石と呼んでいるようです。
通常の花崗岩は表面がざらざらしており、墓石に使用する為に表面を6~7回程磨きをかけ、墓石として使用します。
さまざまな色の御影石がありますが、どの石を墓石に使用するかは好みとご予算によります。
■御影石の産地について
比較的安価な中国産が主流ですが、インド産やヨーロッパ産やウルグアイ産などの高級材を使用するお墓も増えています。
国産の御影石は外国材と比べると高価なため現在あまり使用されていませんが、比較的産出される丁場が多い西日本では国産の白御影石を使用することが少なくありません。逆に、産地が多くはない東北では国産材があまり流通していないのが現状です。
■どんな御影石がお墓に適しているか
御影石にはさまざまな色があり白、黒、緑、ピンク、赤などがあります。
白御影石は水を吸収し易く、変色が出る事もあるため、気にされる方は選ばない方が賢明でしょう。
黒御影石は非常に硬度が高く、吸水率が低いため変色しない、または変色しても気にならい程度のレベルです。そして、彫刻した文字も見やすく、着色する必要もないためメンテナンスフリーを重視する方にお勧めです。
<まとめ>
上記の内容でお話しさせて頂きましたが、メリットやデメリットがありますが、基本的にはお墓に適していない御影石はありません。
一般的になじみのある大理石と比べても抜群の耐久性を誇ります。屋外で腐食しにくいという点でも岩石系ではナンバーワンの御影石、是非安心して墓石に使用されることをご検討されてはいかがでしょうか。
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