こんにちは。総務課の佐藤です。
早いもので7月です。7月は七夕や海開き、夏祭りや花火大会など楽しい行事がいっぱいです。子供達は楽しい夏休みがありますね。
今回は、涌谷町が「日本遺産」に認定されましたので、少しご紹介したいと思います。
日本遺産認定「みちのくGOLD浪漫」
令和元年度の「日本遺産認定」ストーリーの一つに選ばれました。2市3町(宮城県気仙沼市、涌谷町、南三陸町、岩手県陸前高田市、平泉町)の宮城県と岩手県にまたがるみちのくの地が育んだ山川と里、海と共に生きる風土の中に根付いた「金」との縁を「みちのくGOLD」と名付けました。
文化や信仰、産業とありとあらゆる生活の中に隠れた「みちのくGOLD」の発見は、マルコ・ポーロが「黄金の国・ジバング」と称した理想郷にも劣らないきらめく浪漫に満ちあふれています。
奈良時代―日本初の産金地です
涌谷町は日本初の産金地です。
749(天平21)年に、陸奥国は小田郡から金が採れた事を都に報告した。
時に東大寺の大仏像の不足する鍍金の原料として900両(約13kg)の砂金を献上され、この砂金によって大仏は無事完成したのです。
その時のことを、大判家持が詠んだ歌が「万葉集」に残されています。その後、砂金採りは人々の間に広まり、砂金の中心は、宮城県北部から岩手県南部の海沿いに広がる三陸地方へと移って行きました。
「砂金採り」体験できます。
天平ロマン館の隣に砂金採り体験場があり、体験出来ますので体験してみて下さいね。
夏休みに子供と一緒に行かれてはいかがですか、楽しい思い出の一つになると思います。
<まとめ>
これから暑い日が続きますが、「みちのくGOLD浪漫」をたどり、平安時代の皆金色の理想郷(平泉町の金色堂、南三陸町の田束山)江戸時代の伊達文化を支えた金山(陸前高田市の玉山金山)近代の日本最大の金塊を採掘した鉱山(気仙沼市の鹿折金山)など他にも歴史遺産43件を見てみてくださいね。
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