こんにちは。営業の今野です。
お墓に使用する石材といえば御影石ですが、大理石を使用する方もおります。ヨーロッパでは大理石のお墓が一般的な国もあります。今回は大理石の特徴などを紹介します。
大理石とは
大理石は石灰岩がマグマの熱によって再結晶したものです。変成岩という種類になり、主な構成鉱物は、方解石(カルサイト)という主に炭酸カルシウムでできた鉱物です。
石材としての使用
石材として使用された世界的建造物は、パルテノン神殿やタージマハルが有名です。大理石は鉱物としては比較的加工がしやすい特徴があるため、さまざまなインテリアなどにも使用されます。しかし、その加工のしやすさは石材としてやわらかく、炭酸カルシウムは酸に弱い性質があり、酸性雨によって表面が傷んでしまいます。ヨーロッパでは、お墓の痛みをあまり気にしないようですが、日本ではお墓が傷んでしまう事を嫌う傾向がありますので、御影石が一般的となっています。
<まとめ>
御影石が一般的な日本でも、独特な模様が魅力の大理石を使用する方も増えてきています。大理石を使用する場合は、痛みがどのようになるのか確認したうえで石材を選びましょう。
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