こんにちは。営業部の秋山です。
法名彫刻や今あるお墓の建替を検討されている方で、「法名碑がいっぱいになっているが今後どうすれば良いのか?」というご相談を受けることがあります。
今回は、法名碑に刻むスペースがない場合にどうすれば良いのかをお話いたします。
①裏面に彫刻する
法名碑の正面と裏面両方が磨き加工になっている場合には、続けて裏面に彫刻していきます。没年月日の順番で彫刻されている時はそのまま刻んでいきますが、ご夫婦並びで彫刻されている場合には、ご夫婦が離れないよう考慮して切り替えを行う必要があります。
②磨き直して再彫刻する
仏教や神道では三十三回忌や五十回忌、百回忌などを境に弔い上げを行います。
この弔い上げになっている方々をまとめて「〇〇家先祖代々諸精霊」とまとめる場合もあります。
例えば現在10名の方が刻まれていて、6名が弔い上げの対象になっているのであれば、一度磨き直し、真っ新な法名碑にして先頭に「〇〇家先祖代々諸精霊」と刻み、その後4名の方を刻むと、5名分の彫刻スペースができるということです。
③もう1つ法名碑を建立する
裏面もすべていっぱいになっている場合で、②の方法を避けたいとお考えの場合はもう1つ法名碑を建立する方法があります。
その場合は、現在の墓所に建立スペースがあるかという点に注意が必要です。また建立当時と同じ石の種類か似ている種類で建立した方が良いでしょう。
<まとめ>
弔い上げとなった方々は、お位牌も繰り出し位牌に切り替えるように、お墓もまとめてしまうという方が少なくありません。
ただしご先祖様があっての私たちですので、お子様にお話できるように家系図を作成したり過去帳にしっかりと記して仏壇に置いておくと安心ですよ。
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