こんにちは。工事部の公平です。
今回8/11(金)~8/13(日)の3日間、町内3か寺にて開催した「お墓相談会」にて相談を受けた、クリーニングと石材間に施す目地施工をご紹介します。
お墓のクリーニング
御先祖様をお迎えするため、お掃除に来ていた檀家さんに井内石で建立した墓石に付着したコケの撤去方法の相談を受けたのですが、井内石は御影石とは異なり非常に柔くキズが付きやすい為、むやみやたらに削り落とすのはお勧めできません。高圧洗浄を施せばコケ類に関してはきれいに洗浄できます。簡易的な雑巾がけで落ちない汚れもきれいにおなります。シミ落しに関しては別途作業になりますけどね。
耐震ボンド接着、目地仕上げ
墓石は石材を積み上げていく施工になりますので最近の施工では、石材間に地震の揺れを軽減する吸収材的な役割を果たす樹脂系の接着剤を施します。年代によりセメントによる接着という時代もありましたが接着力を失うと役割は果たしません。大きな地震に対応する力はなくズレ、もしくは転倒という結果に結びつきます。今では石材間に養生テープを施し、その部分に耐震ボンドを流し込む施工が標準です。雨水の浸透も防ぎます。
<まとめ>
お盆のお墓掃除で、落ちない汚れ、石材間の目地の不具合、あれっ?って、気付いた事があれば何でもご相談ください!
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