こんにちは。営業部の秋山です。
展示場にご来場いただいた方は、石の種類の多さに驚くことが多いのですが、その中で「RYO」という石を紹介したいと思います。
RYOの特徴
RYOの読み方は「アールワイオー」です。M-7と呼ばれる場合もあるようです。
産地はインドで、緑と黒が混合した色で、インドのグリーン系の石の中では比較的安価な石といえます。以前ご紹介したインドのM-1Hと似ていますが、並べるとRYOの方が石の目が粗いのがわかります。圧縮強度は113.96n/mm2と硬め、吸水率は0.005%とです。吸水率はトップクラスで低いため、水分による変色が表れにくい石でもあります。
私が展示場のRYOを使用している墓石を見て思うことは、何よりも“お手入れしやすい石”です。黒御影石は花粉や砂などの汚れが目立ち、白御影石は比較的水分を含んで変色しやすいのですが、このRYOは粗めの石の目で汚れは目立ちにくく、トップクラスを誇る吸水率の低さで変色もしにくいのが最大の特徴だと思います。
RYOの建墓例
先述したようにお手入れのしやすさが魅力的なRYOですが、その他にも優しい印象の色味であることも魅力のうちの一つです。また多様なデザインに馴染む石ともいえますが、当社の「悠美(ゆうび)」というデザインとRYOとの組み合わせが人気です。
<まとめ>
今回は、インド産でも比較的安価なRYOをご紹介しました。色については、文字や画像では中々伝わりにくいと思いますので、是非実物をご覧ください。
特にお墓掃除に悩みたくない方は、候補の石種としても考えてみて下さい。
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