こんにちは。営業部の秋山です。
今回は、私が担当させていただきましたお客様の中から、お墓の建替えをされた方をご紹介いたします。
建替えのきっかけ
今回ご紹介させていただくのは、登米市にお住いの芝原家様のお墓です。
当社にて、お墓相談会を行っていた際にお声掛けいただきました。
お話を伺うと、今ある墓所を移転し、お墓自体も新しく建替えしたいとのご要望でした。
更に詳しくお話を伺っていくと、移転は老後のことを考え坂道ではなく平地の墓所の方がお参りもしやすいだろうと考えていた矢先に、あの東日本大震災に見舞われ墓石が倒れてしまったそうです。
倒れてしまった墓石はすぐに元の位置に戻したのですがキズもついてしまったため、移転するにもこの墓石のままではご先祖様に申し訳ないというお気持ちだったようです。
建替え前の問題点
①坂道の途中にある墓所
芝原家様の今の墓所は、坂道のちょうど真ん中あたりにありました。車での乗り入れも厳しく、どちらからお参りしても足腰が弱くなった場合のお墓参りが難しくなる可能性があります。そのため、同じ敷地内で平地の空いている墓所を探し出し、直接ご覧いただいたところ気に入っていただけました。
②墓石にキズがついているため、新しい墓石にしたい
今あるお墓を建てたのは、昭和60年代でした。それから約30年以上の月日が流れているため、今の墓石の様々なデザインをご覧いただきたく、まずは当社の展示場へと足を運んでいただきました。展示場では、デザインの多さに驚きながらも新しい墓所に合うデザインを一緒に選んでいただきました。
③お手入れがしやすいお墓にしたい
お手入れがしやすいお墓にしたい理由は、これからお墓を守っていくご家族の迷惑にならないようにしたいためでした。
まずは、除草の必要がないように外柵は砂利ではなく、貼石タイプのもの。
そして、小さなお子様でも拭き掃除の際に手が届きやすい洋型(横型)の中でも、重厚感のある幅広のデザインをお選びいただきました。
建て替え後のご様子
建替え後には、ご先祖様を新しいお墓に迎え入れるために開眼供養(魂入れ)を行いました。
その後も、お彼岸・お盆などはもちろんのこと、月に何度か様子を見にお墓参りをされているとのことでした。
墓所のお近くにお住まいでしたが、以前までは歩いてお墓参りに行くと疲れてしまうため車でお墓参りに行っていたそうです。しかし新しい墓所に移転してからは、ご夫婦で散歩をしながらお墓に立ち寄れるようになったそうです。
様々な理由で建替えを検討される方もいらっしゃいますが、自分たちはもちろん、ご先祖様やこれからお墓を守っていくご家族のことも考えてお墓選びをしてみてはいかがでしょうか。
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