こんにちは。店長の佐藤です。
仙台市営の「いずみ墓園」。特に芝生墓所では最後のお別れをご家族だけでなさる方々も増えています。今回はそんなご家族だけでのご納骨をお手伝いしてきましたので、ご紹介します。
故人について彫刻することが宮城では一般的です
宮城県内のお墓では、お墓本体とは別に亡くなった方について彫刻する石の板を用意する方が多いようです。彫刻される内容によって「法名碑」「戒名碑」「墓誌」と呼び方が違います。また特別に板を用意せず、お墓本体の裏側などに彫刻することもあります。
ただし日本全国同じではなく、亡くなった方を納骨する時に何も彫刻しない地域もあります。なので、他の地域のご出身の方が「???」ってなる時も多いようです。
戒名・諡(おくりな)・ホ-リ-ネ-ムのないお墓
皆さんはそれぞれ信仰する宗教を心の拠り所にしていると思います。故人の安息を願って建てるお墓には、その宗旨に沿った形や彫刻があります。ご自身の帰属する宗教法人があれば、もちろんその考え方に従って故人をお見送りします。
仙台市営の「いずみ墓園」では、どんな宗旨・宗派の方でもお墓を建てることができますが、なかには特定の宗教を信仰しない方のお墓もあります。
そんな方々の建てたお墓には「戒名・諡・ホーリ-ネーム」が彫刻されていません。これらの違いについては、またの機会にブログでご紹介したいと思います。
無宗教ってダメなの?
墓屋の私たちは宗教的には中立でなければなりません。どの宗教がいいとか無宗教がダメとかお話しすることはないと思います。
しかし今回納骨をお手伝いさせて頂いた方は、一生懸命に故人のこと、家族のことを考えてこのお墓を建てました。そして皆さんが故人にふさわしい、家族にとって気持ちのこもったお墓ができたと喜んでくださいました。
<まとめ>
施主様は仙台にお住まいですが、ご親族の他の方々は関東です。「なかなか来れないので、お墓のことをこれからもお願いしますね」と頼まれました。お任せください!!。でもこの方たちは頻繁にお参りにいらっしゃると思います。
経験上、お墓が出来ると皆さんが集まる機会が増えるようです。ご家族だけで見送り、ご家族が集まる場所。そんなお墓に故人も満足してくださっていると思います。
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