こんにちは。工事部の公平です。
今回は隣町の美里町、曹洞宗「真證寺」様をご紹介します。
「真證寺」様も長年にわたり区画造成工事、1期・2期と携わり通路幅など整備のいきわたった区画墓所になっています。
真證寺のあらまし
真證寺は、応永13年(1406)年、羽前(山形県)松山町にある総光寺の末寺として開山されました。今から約600年前のことで、真證寺は郡内の曹洞宗寺院最古の歴史を有します。現在、真證寺が建っている地域は、小牛田地域において最初に人々が住みついた所といわれています。開山当時から周辺住民の菩提寺として、日常の生活や心の拠り所となりながら、地域に根付き、歴史を刻んできたのでしよう。時には寺子屋を開いたり、農閑期には託児所の役割を担ったりと、コミュニケーションの中心としての役割を果たしてきたのです。現在も、冠婚葬祭や季節の行事などを通して、周辺に住む多くの壇信徒や地域の人々と密接な関係を築き続けています。
小牛田小学校発祥の地
門前の「小牛田小学校発祥の地」の碑が示すように、真證寺が開設していた寺子屋は現在の小牛田小学校に移管されています。また、東北本線が一関まで開通(明治23年4月)した際の工事で犠牲になった人を供養した「鉄道工事係供養塔」もあります。地域の生活と一体になって営まれていた寺院の足跡を、境内に見ることができます。
<まとめ>
建墓されてない方が多いので、空いてるように思われがちですが、数区画の空きが実情です。33代 三田村孝悦御住職が今も、月一回「写経の会」などを開き、地域やいろいろな方とのふれあいを大切にしているからこそ、みなさんに慕われるお寺さんなんですね。
-その他の寺院情報はこちら-
この記事へのコメントはありません。