こんにちは。営業部の秋山です。
7月が終わると、あっという間にお盆の時期になりますね。お盆の時期には、精霊棚を用意するお宅も多いですが、今回は精霊棚にお供えするものをご紹介します。
精霊棚の作り方
精霊棚には戻ってきたご先祖様を祀るためのものです。マコモを敷いた祭壇を作り、四隅に青竹を立ててしめ縄を張ったところに位牌やお供え物を飾ります。
しかし、広いスペースを用意できない場合にはお花やお水、精霊馬を並べるだけでも良いでしょう。
・精霊馬
割りばしなどで足をつけてナスを牛に、キュウリを馬に見立てます。
これはご先祖様がキュウリの馬に乗って一刻も早くこちらに帰ってきてもらい、お盆が終わったらナスの牛でゆっくりと向こうへ戻ってもらうための乗り物です。
・夏の野菜や果物
夏が俊の野菜や果物をお供えします。野菜であれば、ナス、キュウリ、トマト、とうもろこし、枝豆、かぼちゃなどです。果物であれば、メロン、スイカなどをお供えすることが多いです。
・乾物
生の野菜に対して、干ししいたけや昆布、そうめん、お麩などの乾物も一緒にお供えしましょう。
・水の子
ナスとキュウリを細かく賽の目に刻んだものと、生米、水を混ぜたものを深めの器に入れます。ご先祖様だけでなく、飢えに苦しむ全ての仏さまが楽にのどを通る食べ物として用意するものです。
・ほおずき
ご先祖様が提灯の灯りを頼りにこちらへ帰ってくることから、ほおずきを提灯に見立てて飾ります。また、昔農作物が不足していた時代は、鮮やかな赤い色のほおずきを供えて、お供えの不足を補う意味でも用いられていたとされています。
<まとめ>
精霊棚にお供えするものをご紹介しましたが、宗教や地域によって違いがあります。また今は組み立てるだけで簡単に精霊棚が作れるセットなども販売されています。何を準備したらいいのかわかならいという方などにはオススメです。
精霊棚にお供えするものの意味を知った上で、ご先祖様への感謝の気持ちを伝えられるよう前もって準備をしておきましょう。
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