こんにちは。営業部の秋山です。
行楽シーズンに入り、お出かけがしやすい季節になってきていますね。
今回は、最近私が巡礼している奥州三十三観音についてご紹介します。
奥州三十三観音とは?
奥州三十三観音は、宮城県・岩手県・福島県の3県にある三十三か所の観音霊場です。
開基は、平安時代初期の延暦13年(794年)から貞観6年(864年)に円仁(慈覚大師)によって行われたいたとされています。
そして現在へとつながる札所が定められたのは、江戸時代中期の宝暦11年(1761年)に第30番札所である気仙沼市にある補陀寺の智膏和尚をはじめとした7人の僧侶によって再興されたそうです。
【第1番札所】那智山 紹樂寺(なちさん じょうがくじ)
紹樂寺の開山は平安時代で、応永20年(1413年)には曹洞宗になったとそうです。
境内に向かって左側から登っていくと、観音堂があり秘仏の木造の十一面観音菩薩が安置されています。
・住所 〒981-1242 宮城県名取市高舘吉田西真坂17
分霊像の観音さま
ご本尊は交通の便も悪いため、お参りがしやすいようにと境内に十一面観音菩薩の分霊像が建立されています。制作は当代美術彫刻家の第一人者である松甚五郎師に依頼し、1年の期間を要し完成したそうです。高さは台座も含めて、11尺(約3m30cm)もあり迫力満点でした。
<まとめ>
奥州三十三観音は、専用の納経帳もあり差し替え式で御朱印をいただくことができます。
納経帳には、住所や電話番号などをはじめ、ご本尊の種類やお寺のあらましも書かれていますので勉強になります。
食欲の秋、行楽の秋、スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋など様々な楽しみ方がありますので、ぜひ皆さんも秋を楽しんでくださいね。
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