こんにちは。営業部の秋山です。
今日は成人の日ですね。成人の皆様おめでとうございます。
新型コロナウイルスの影響で、延期や対策を講じて実施するところもあるようですが延期してでも一生に一度の門出をお友達やご家族、恩師とお祝いできるよう願っています!
地域によって違いはありますが今日は鏡開きでもありますので、鏡開きについてお話します。
鏡開きとは
「鏡開き」というとお祝い事でパッカーンと樽酒の蓋を割る方を連想される方もいらっしゃると思いますが、今日お話しするのは鏡餅の鏡開きの方です。
どちらも新たな門出に健康成就を願って行うという意味では同じです。
そもそも鏡餅はお正月の間、年神様の依り代で魂が宿っているとされています。お正月が終わったら鏡餅を食べて、家族の無病息災を願うという意味合いがあるのです。
なぜ開き?
鏡開きは武家から始まったとされており、刃物を使用することは縁起が悪いため小づちで「割る」という手法をとることにしたそうです。ただ「割る」という言葉も縁起が悪いため、末広がりの意味の「開く」を使ったそうです。
今は鏡餅を開けると個包装パックがいくつか入っているものが多いですが、小さい頃に祖母が一生懸命、鏡餅を割っていた記憶がかすかにあります。
地域によって日にちが違う?
鏡開きは「松の内(まつのうち)」が終わったら行う行事です。
松の内とはお正月を祝う期間で、松飾を飾っておく期間を指します。1月7日までとする地方が多いようですが、関西など1月15日までとする地方があります。
また江戸時代の初めは全国的には1月15日までが松の内とされており、1月20日に鏡開きをすると決まっていたのですが、三代将軍徳川家光が4月20日に亡くなり、月命日である20日には行わず、変更されていったそうです。
<まとめ>
年末年始は家族で過ごす時間も増え、良くも悪くも会話が増える時期です。またお盆同様に昔ながらの風習に触れ合うことができる時期でもあります。
鏡餅は便利な個包装になっても、鏡開きの今日美味しくいただきたいものですね。
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