こんにちは。営業部の秋山です。
悲しいことにご家族が亡くなった場合には、墓誌に追加で戒名を彫刻する必要があります。しかし、現地でご確認いただくことが難しい場合も少なくありません。そこで、今回は私が行っている追加彫刻の確認方法をご紹介いたします!
まずは、現地を確認
お客様から、追加彫刻のご依頼を受ける際にお墓の大体の場所や墓石の特徴をうかがいます。それを基に、現地を確認しに行きます。今はインターネットで地図の航空写真などがあるので便利ですが、一昔前だと場所を確認するのも大変だっただろうな~と思います。
つぎに、墓誌の採寸・拓本・写真
現地を確認し、「このお墓で間違いない!」となったら、墓誌の拓本を採ります。これは、すでに彫刻されている方の文字の寸法を合わせるためです。
そして、墓誌の写真を撮ります。この写真で合成図を作成するので、なるべくまっすぐに…と頑張りますが、後程パソコンを使って実寸で修正できるので安心です!便利な時代ですね。ただし、実寸で修正するためにも、墓誌の採寸が必要です。
そして、パソコンで修正&合成
現地で撮影した写真をパソコンに取り込んで、専用ソフトでまっすぐに修正します。
そして、追加で彫刻する方の文字を作成し合成図の出来上がりです。
※試しに、文豪 夏目漱石の戒名を入れてみました。
パソコンで写真の実寸修正が出来るなら、「拓本はいらないのでは?」と感じるかもしれませんが、念入りに確認できるよう拓本も採っています。
これが完了したら、これでお客様にご足労いただくことなく、確認していただくことができます。
<まとめ>
追加での彫刻のご依頼を受ける際に、「わからないことだらけだよ~」とおっしゃる方も多いですが、少しでもご安心いただけるよう心掛けています。
今回ご紹介した追加彫刻も工夫次第で、きちんとご確認いただけるようにしておりますので、その他でも不明な点などある場合にはいつでもご相談ください。
追加彫刻については、「こちら」もどうぞ!
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