こんにちは。総務課の佐藤です。
毎日雨の日が続いており、気持ちも晴れませんね。今回は福岡県八女市で造られている八女石灯篭のご案内をします。
八女石特色
福岡県八女市はお茶で有名ですが、八女石灯篭でも有名ですね。
八女石灯篭が造られ始めたのは、茶庭用の鑑賞と実用を兼ねた雪見灯篭が登場した、桃山時代といわれているそうです。
阿蘇火山帯の凝灰岩を用いて加工するので、軟質で彫刻が行いやすく、かつ軽量で苔がつきやすく、耐火性・耐寒性に優れております。
自然木型灯篭
木目を強調したような模様に、石肌を木目のゴツゴツ感を見たてた造りで、八女石を代表する自然木型灯篭は、凝灰岩の割肌を生じた独特の風情を醸し出し土台となる部分があたかも自然木を思わせるのであります。
大きさも小さいもの(1尺位)から大きいもの(9尺以上)までいろいろですね。
雪見灯篭
雪見灯篭は大きく分けて、雪見灯篭丸型、雪見灯篭角型、古代雪見灯篭丸型
古代雪見灯篭角型の4種類に分けられています。笠の形が丸いのが丸型雪見で、六角形型が角型雪見です。
古代についている型は、原型と呼ばれる型をモチーフにしたものです。庭に置けば和風でおしゃれな庭ができます。
又、お墓の入口に置かれる方もおります。庭用よりは小ぶりなものですが歓迎の意味もあり、お墓に風情が漂います。
<まとめ>
八女灯篭は機械ではなく、手作りの為職人さんの技術が素晴らしいですね。
今は海外輸入が盛んですが、国内の灯篭も風情があり苔が生えると灯篭のおもみが醸しだされますね。
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