今まで知らなかった洋型墓石
メモリアルアドバイザー(営業)の今野です。
お墓というのは、なかなか普段から触れる機会が多いものではありません。お墓といえば縦型の、いわゆる和型墓石というイメージを持たれている方も多いと思います。実際に私も、墓石店で働く以前は和型のイメージしかありませんでした。出身が栗原市ののどかな地域ということもあり、現在では一般的になりつつある洋型墓石など存在も知りませんでした。石材店に勤め1年半が経過しましたが、新たにお墓を建てる方のほとんどが洋型墓石という結果でした。
そんな短い経験からですがお客様に近い目線で現在のお墓事情をご紹介します。
欧米化が進むデザイン
洋型墓石はデザイン性も高く、中にはお墓というよりも1つの作品といったイメージのものもあります。特殊な彫刻やブロンズ製品、ステンドグラスなども現在のお墓には取り入れることができます。そういった特殊な彫刻や石材以外を組み込める技術が進んだのも1つの理由だと思います。結果、洋型墓石の方がデザインとして違和感がなく取り入れられるのです。また、場所によってはコンパクトな芝生墓石というものもあります。海外の墓地のようなイメージで、高さも60㎝程度のため墓地全体に統一感があります。サイズがコンパクトな分、彫刻やデザインを凝ったものにする傾向にあります。こちらも、どちらかと言えば洋型墓石のイメージに近いものが多いです。
お墓の比率
個人的な感覚としては、仙台市営いずみ墓園の場合、芝生墓石でお墓を検討される方と一般的なお墓を検討される方は、同じくらいの比率ではないかと思います。芝生墓石を建てられる場所が限られていますので、広大な芝生墓所があるいずみ墓園に近い私の感覚とはなります。しかし、芝生墓石のデザイン性や品のあるサイズ感に惹かれ、遠方の方も芝生墓石のためにいずみ墓園を取得されるケースも少なくありません。また、ご夫婦だけのお墓を検討されるケースも多く感じます。様々な事情でコンパクトな芝生墓所は今後も需要が高くなると考えられます。
まとめ
お墓をご検討される場合、多くの方は何もわからない状態です。冒頭でも書きましたが、誰でも普段からお墓に触れる機会が少ないので当然です。石の違い、価格の違いなど、様々な点で疑問を持たれると思います。
私も以前は全く別の仕事をしていたので、気持ちが良く分かります。初めは同じく石の違いや価格の違いなどに驚きました。そんな石材初心者の私だったからこそ、いままでお客様と近い目線でお話ができたと思っています。いつまでも初心者とは言っていられませんが、これこそ「初心を忘れずに」を大切にしていきたいと思います。
更に、接客・営業も未経験で墓石店に飛び込みましたので、巧みな話術が得意ではありません笑。お客様との会話は、野球でいえばストレートのみです。カーブやフォークといった変化球が投げられません笑。一度お話をしに来ていただければ幸いです。
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